私は40代に入るまでは、ほぼ無資格でした
しかし、予期せぬ精神疾患(うつ病)を発症したことがをきっかけで、40代半ばから資格の必要を強く感じるようになり、そこで就職に役立つ資格を目指しました
そのとき、最初に取得したのが登録販売者の資格でした

何故、登録販売者の資格を選んだのか?
また、業界未経験にも関わらず登録販売者の試験を一発で合格できたのかをご紹介します

登録販売者の資格を取ろうと思った理由

業界未経験にもかかわらずなぜ、登録販売者の資格を取ろうと思ったのか?
その理由は以下のとおりです

  • 国家資格で、少しでも難易度の低いものを探して、たまたま見つけたのが登録販売者だったから
  • 年齢に関係なく就職先が見つかりやすいと思ったから
  • 民間での実務経験がなくても、就職しやすいと思ったから
  • 資格取得で得た知識が健康管理の面で役立っと思ったから

実際のところ、登録販売者が国家資格かと言われると、微妙なところがありますが、扱いは国家資格なみという解釈を個人的にしています

資格の価値のほかには、再就職するときに、すぐ使えるという点から選んだのもあります
市販品の医薬品を取り扱うドラッグストアであれば、登録販売者が必要になるため、資格さえあれば、実務経験がなくても、どこかにその系列で就職できるだろうと思っていましたので

今振り返ると、そんな単純な考えで再就職はできないのですが、当時の私は再就職に関する認識が甘かった&無知だったため、 これさえあれば、 とりあえずは大丈夫と思い込んでいました

ただ、未経験でも採用してくれそうな店や企業がそれなりにあるので、こだわりがなければ就職のしやすい資格であることは間違いでしょう

登録販売者は独学でも取れるか?

登録販売者の合格率の平均が約3 0パーセント台であることを考えると、業界で実務をしていれば、独学でもいけると思います
ただし、私のように未経験者であるなら、通信教育を使ったほうがいいです
実際、私は通信教育を使って、約4か月勉強し、それで一発合格できました

もっとも、このときは休職中で時間が目いっぱい使えたので、それで一発合格できたと思っています

何故通信教育を使ったほうがいいかというと、専門用語が多くあるため、それを独学で覚えていくのは大変だからです
恐らく、通信教育使わなければ、一発合格はできなかったし、仮に合格できたとしても倍以上の時間を使っていたと思います

合格するためのポイントは?

登録販売者の試験は5つの章にわかれており、その中の第1、2 , 4、5章については20点、第3章が40点の合計100点という配点になっています
そして、70点以上で合格になりますが、私のように業種未経験のひとが合格点を達成するには、第3章以外の問題で8割以上とれないと厳しいです

なぜなら、第3章は配点の多さが示すとおり、出題範囲が広く、さらに医薬品や薬の成分の関する専門的な問題ばかりになっていますからです
実務を経験している、関係している業種で勤務しているのなら、点は取りやすいと思いますが、未経験の人間には結第つらい分野になります
実際、未経験者の私は40点中24点しか取れませんでした
しかし、他の章で8割以上(第1章と第2章は9割)点数をとることができ、なんとか合格することができました


勉強のコツは、以下のふたつです

  • 通信教育のテキストや過去問題をしながら、さらにネットで全国の過去問をひたすらやる
  • やるときは、消去法で問題を解いて、解説をしつかり読み込

これを繰り返せば、第3章以外は確実に点が取れるようになりますので、根気強くやっていきましょう!

まとめ

業界未経験者で登録販売者の試験に合格するためのポイントは以下のとおりです

  • 独学よりも通信教育で勉強する
  • 第3章以外で8割以上点を稼ぐ

確かに未経験だと時間も経験者以上にかかりますが、時間がかかっても抑えるポイントを抑えて勉強すれば、合格はそう難しくありません

業界の実務経験者でも落ちる試験ですが、逆に未経験でも私みたいに合格できる資格でもありますので、やるべきことさえやれば必ず合格できます

40代からの勉強は大変かと思いますが、自分を信じ抜いて頑張りましょう!