本当に私事でありますが、約31年勤めた公務員生活を終わらせることを決めました。
何故、安心安定の道を捨てて、あえて厳しい道を選ぶのか?それは75歳まで働き続ける道を外で探したいと思ったからです。
そのためには士業の資格をとって、ゆくゆくは独立の道を歩むというのが描いているセカンドキャリアです
ちろん、50代で目指すのは厳しい道のりであることはわかっています。しかし、それでもあえて挑戦したいと思うようになったのは、40代に職場の対人関係でうつ病になったことがきっかけです
うつ病になるひとは身近で見たことはありましたが、まさか自分がそっち側にいくことは当時思ってもみませんでした
うつ病の診断を受けて、病気休暇でひとりで過ごすことが増えました。そして、このとき自分は今までのように仕事を続けることができない=退職するしかないという感情が渦巻き始めました。
しかし、このときふと冷静になった私がいました。
辞めるっていうけど、今の自分が確実に就職できるの?
乙種4類の資格しかない40代の中年を雇うところってあるの?
しかもその資格とは無縁の事務しかしていない人間なのに
そう、40代後半になって初めて気づいたのです
自分が外の世界では、何も取り柄もない人間だということに…
このことに気づいて、私は公務員の世界の外で生き抜く力をつけないといけない、そのための具体的なものは資格とスキルだろうと思い、真剣に取り組むようになりました
まず手始めに退職しても、すぐ働き口が出来そうだという理由で、登録販売者の資格の勉強を病気休暇中に始め、一発で合格しました
その途中で、一応復職はしましたが、かつてあったやる気や使命感などは戻らず、職場に行くこと自体が嫌で苦痛に感じる日々を今でも送っています
うつ病がきっかけで起こった睡眠障害も薬に頼らなければならない状態で、正直これはもう続けるのは無理だと感じました
うつ病から復帰してもうすぐ5年になりますが、その間に自分が何をしたいかを考え、その中で最終的には社労士か税理士の最低でもどちらか、理想は両方の取得を目指しながら、その分野の仕事に就くことに決めました
そこから取る資格や方向性を考え、日商簿記3級、給与計算実務能力検定1級を取得し、現在は簿記2級の取得を目指しています
それを取れば社労士を目指す予定です
これが私が安定した国家公務員の捨てて、早期退職する理由になります
厳しい道のりであり、かつ失敗が許されない決断なので、徹頭徹尾あらゆることを考え、事を進めていきます。