この年齢になっての再就職にかかせないのが資格だと私個人は思います
中には資格なんて意味ないと批判的な言葉も聞きますが、そんなことはありません
だって、ないよりあったほうがいいに決まっているんですから

ただ、単に資格をとればいいということじゃないのは私も常々思っていますので、とったからよしではなく、さらなるステップを目指すことが大事だと思います

そんな私が現時点で取得している資格を取るために気をつけたことや学習方法を公開します
私と同じように早期退職を目指す方の参考に少しでもなれば幸いです

合格までの勉強時間はどれくらいかかったか?

私が日商簿記3級を合格するまでにかかった勉強時間は約90時間です
私のように基礎知識ゼロからだと、平均が50時間~100時間が必要と言われていますので、ギリ平均時間で合格できた感じです

ただ、私と同じ年代の方には多分共感もってもらえるんじゃないかと思うのですが、この勉強で覚えるというのがなかなか難しいんですよね💦
記憶の定着率の悪さというか、とにかくすぐ勉強した内容をすぐ忘れちゃうんじゃないですよねえ
これを克服するには、ただひたすら繰り返すしかありません

また、厄介なのが社会人になると勉強時間の確保が難しいってことですね
独身なら使える時間はありますが、家族をもっているとそうはいきません
限られた時間の中で、やりくりしないといけません
ただ、最大100時間と考えた場合、毎日1~2時間勉強すれば、1~2か月で合格を目指せるレベルになります

毎日が難しいのであれば、週末や休みの日にまとめて勉強する、1~2か月のところを3か月かけるというパターンもありだと思います
ちなみに私は後者で、毎日勉強はできなかった分、3か月と期間を決めて空いている時間を見つけてやりました

勉強方法はどうしたの?

勉強方法ですが、私は独学でやりました
通信教育を使えば早く合格できたと思いますが、そんな余力ある予算がなかったので、独学でやることにしました
また、合格率も40~50パーセン前後だと言われていたので、それぐらいの合格率なら独学で突破するのが当然と思い、独学で励みました

まず参考書はTAC出版の「すっきりわかる」と「すっきりうかる」シリーズの2冊を買いました
ただし、買ったのは中古の参考書です
何故、中古だったのかというと単にお金がなかったからです笑
ちなみに2冊で1000円もいかなかった記憶があります

中古で大丈夫なのかと思われますが、結論簿記3級レベルなら全然大丈夫です
実際、私が受かりましたので
それプラス無料の仕訳アプリをダウンロードして、それも活用しました
とにかくケチりましたね笑
その結果、受験料と合わせて5000円もかかりませんでした

勉強する際、気をつけていたことは?

先にも触れましたが、物覚えの悪さがありましたので、とにかく問題を繰り返し解きました
あとは以下のことを意識して勉強しました

  • この仕訳が何故そうなるのかイメージする(ただ答えを覚えるだけにしないようにする)
  • 資産、負債、資本、費用、収益と借方貸方の関係性を確実に覚える
  • T字勘定の味方に慣れるように動きをイメージする

合格に特に必要なのは仕訳問題で、ここを9割取れるという自信がつくまで繰り返しましょう
ただし、模擬問題をするとき、ただ答えを覚えるだけではすぐ忘れますし、ちょっと問題文が変わっただけでわからななくなりますので、まる暗記はNGです

この仕訳は何故、こうなるのかを確実に理解すること、これが一番大事です
この流れを身につけなければ、簿記2級を受けるときに間違いなく苦戦しますので、ステップアップを目指す方は、この手間を惜しまずやっておいたほうがいいです

あと、初学者で苦労するのがT字勘定じゃないでしょうか
私は、最初これを見たとき、どういうふうに見たらいいのってなりました💦

自分は頭の中でT字勘定の記載個所の動きをイメージしながら、繰り返し問題をやって身につけました
例:貸方 現金(現金が減る) 借方 売掛金(売掛金が増える)の仕訳で、T字勘定の上が売掛金のときは、T字の左下に現金が動くみたいな感じのイメージを頭の中で描いていました(貸方(右)から反対の左に動くような感じ)
こんな感じで常にイメージを描きながら勉強しました

まとめ

簿記3級の取得は、仕訳さえしっかりできれば、合格すること自体はそう難しくはありません
ただ、その仕訳に仕組みや意味を理解しないといけませんので、そこをしっかり意識してやれば、50代の経理未経験でも取得可能です
偏差値40前半の高卒の身の私ができましたので、コツコツ継続していけば、合格につながりますので、あきらめずに頑張りましょう